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2018-11-29

微生物と、仲良くなる。

 日々、自然の力の恩恵を受けて暮らしている私たち。

けれど、その実感が湧きにくい世の中だよなーとつくづく思います。

 

水は蛇口を捻ればドバドバでるし、火もガスで瞬時につく。

本来自然界では作物が育ちにくい冬でさえも、全国・世界中から運ばれる食材がスーパーやレジに並ぶ。

お金さえあれば冬だって葉物野菜やら加工品やらが手に入る。料理ができる。

※写真は七飯の湧き水。50年程かけて湧き出ている自然の恵みそのもの。

 

そりゃ”当たり前”になってしまいますよね。ぜんぜん当たり前なんかじゃないのに。

その違和感・不自然さという感覚すら麻痺してしまってるんだろうなと。

 

本来、冬は食料が不足するもの。

だから保存がきく食料を調達する必要がある。

秋に収穫した米、じゃが芋やにんじん(土がついている状態)を保管しておくとか。

でも、それだけじゃどうしたって栄養不足になります。先代の方々はその解決策を感覚と経験、膨大な時間をかけて編み出したのでしょう。

それが日本でいう漬物ですかね。

これは1週間程度漬けておいた「たくあん」。上手く漬かってなくて変色してた部分を切り取って試食。まだ少々辛いですが、既にうまいです。

漬物は、発酵食です。野菜の塩漬けによって染み出た成分を乳酸菌等の微生物が分解することで生まれる植物性乳酸菌満点の発酵食品です。

微生物が分解したときに、ヒトにとって高い栄養価を野菜にくっつけてくれるというから驚きですね。

漬物とは微生物の力を借りて「保存できる」ことと「発酵による栄養価・うまみを付加」してくれるのです。とてもありがたい。

 

ところかわって世界では、そんな微生物の力を借りた「発酵食品」がたくさんあります。

その代表格として名高いのはヨーグルトとかチーズなどの動物性乳酸菌が活躍する乳製品ですね。

牛や羊などの乳はそのままでは保存もきかないし、栄養吸収もされにくい。お腹も壊しやすかったりする。

けれど先代方は偶然にも(必然か?)それらが発酵していることを発見し、感覚でからだにいいものとして有効活用するようになりました。

こちらは自家製ヨーグルト。ただいま元氣いっぱい培養中。

自家製ヨーグルトのいいところは、牛乳など元の素材を自分で決められることです。

わたしたちは近郊「八雲町」の酪農家さんたちが大切に育てた牛の生乳を選んでます。

微生物さんたちのお力と、先代の知恵と、ほんの少しわたしたちの想いも込めたヨーグルトは、ほんとうにおいしい。

 

目に見えることだけじゃない。

大切なものの中には、目に見えないものもたくさんあります。

空氣や重力、想い・・・微生物だってそう。

そんなわけで、今夜も、微生物と仲良くしながら暮らしています。

 

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