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2019-06-14

465の便り … Vol.1 オーガニックの壁を越える

便りという名前にしましたが、初回から想いをつらりつらりと綴ります。

わたしたちはお金を稼ぎたくて飲食店を始めたわけでもなく、ましてや  “カフェってなんとなくおしゃれでいいよねー”  …みたいな軽い氣持ちでやっているわけでもなく、
もっと言うと、ただひたすら料理や飲み物を提供することが生きがいとも思っていないです。

すっかり新緑になった八重桜とプルーンの木

じゃあなぜカフェなのかと聞かれたら、
地球に生かされている一生命体として、あるべき自然な暮らしを多くの方に表現するためには “カフェ” という自由な形態が合っていたからです。
先代から悠久の時を経て受け継がれてきた いのちのバトン を繋ぐこと。途切れてしまいそうな伝統や知恵を紡ぐこと。次の世代へ美しい地球環境を受け渡すこと。それらを表現していくための手段として465cafeという名と場をお借りしているのです。

そういえば、しっかり砂利を敷き詰めました。

いのちの営みの中核をなすもの。それは食です。
ヒトは歩かなくなったかもしれない…
文字も書かなくなったかもしれない…
考えることも減ったかもしれない…

しかし、こと食に関しては全人類が生きるために欠かせない行為で、その行為が無くなることはないでしょう。
…食材は海や土から頂きます。
食べるということは、身体の中へいのちを取り込り身体の一部となること。
つまり、わたしたちは食を通じて常に地球と一体化しているのだと思うのです。
食をおざなりにすることは、地球をおざなりにすることとイコールです。

夏至に近づいている夜空

地球上で生かされているわたしたち消費者がすべきことは自ずと視えてくるのではないでしょうか。
それが有機・オーガニックを選ぶ理由です。
価格の高い安いは関係ありません。
そもそも、オーガニックの相場は妥当です。高いのではなく、その他のものが安すぎるのです。安さの裏側にあるカラクリを見知ったことはあるでしょうか。それとも知った上でも安いものを追い求めるのでしょうか。

しかし、だからといってオーガニックを使った料理や飲み物の値段を高く設定してしまうと、お金に余裕がある人にしか選ばれなくなってしまいます。オーガニックはお金持ちの特権であってはならないのです。むしろ、全人類が当たり前にオーガニックを選べる未来にしていかなければならないと思っています。

城岱スカイラインからの夕陽

幸い、近郊の有機農家さんの中に、わたしたちと同じ想いの方々がいて、非常に力になってくれています。だからこそ465cafeの価格帯にはわたしたちの手間や時間は極力含めないようにしています。誰もが氣軽に集い、自然なものの素晴らしさに触れ、何かを感じ取ってもらうことができたなら、これほど嬉しいことはありません。

カフェという枠組みを越え、生産者さんと消費者さんの架け橋になることを目指し、日々考え実践しています。

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